東京都板橋区のアスク上板橋保育園に入所する事ができました。
保活を始めた時、子供はやっと外出もできるようになった2ヶ月だったのですが、時期が真夏だったので抱っこ紐での見学は私もですが子供もきつかったと思います。
保活に関する情報は、基本的には区役所で集めていました。
やはり区役所は今現在の情報がわかっているので通って通って、『また来たよ、あのお母さん・・・』と思われていたくらいだと思います。
そのおかげかちょっとした情報も区役所で手に入れる事ができ、産院で友達になったママ友とも情報の交換ができたりと有益に事が進められたのはよかったです。
具体的に行なった保活の方法としては、区役所でいただいた冊子をベースに徒歩圏内40分以内で行ける保育園をピックアップする事、
ピックアップしたあとはWebでホームページ等があるか確認し、見学の予約をして現地(保育園)に見学に行くという流れを永遠に続くのではないかと思うくらいにやっていました。
加点の方法は、区役所で前年分のデッドラインを教えてもらい(見せてもらえないので、全てメモをしました。こちらから聞いた保育園でないと教えてもらえません。)、
自分の持ち点と、何があれば加点があるか等を徹底的に調べました。
仕事の関係でどうしても0歳から預けなければならなかったのですが、それが比較的入りやすい0歳から入園させる事になったので結果的にはよかったとは思っています。
でも周りの環境が許すのであれば、もう少しだけ自分の手で子供を育てたかったという気持ちもなくはないです。
大変だったのは、どうしても産んだ年度の次の年度には復職しなくてはならなかった事です。
基本的に4月分が一斉入所となるので、そこで入れないとなると針の穴を通すぐらい入所が難しくなります。
仕事の都合上、どうしても4月の頭から復職をしてほしいと、当時の上司からも事前に電話があったくらいで、気持ち的にはとても追い込まれていました。
板橋区は保育園も多いのですが、待機児童も多いと聞いていたので特にだと思います。
認可保育園だけではなく、自宅近くの認証保育園の場所の確認をしたり、当時の勤務先の近くの保育園を調べたり、
また当時の勤務先で企業型の保育所を作る気はないか聞いてみたりと4月に認可保育園に入れなかった時の事を考えて、
予防線を張って行動する事が当時はとてもつらく感じました。
先にも書いたのですが、真夏に保活をしたので子連れでの見学は日傘をさしていても移動が暑くて大変でした。
その当時は自転車にも乗れない状態でしたので、基本的にはベビーカーか抱っこ紐でしたが、
子供がベビーカーをそんなに好まない子供でしたので、暑くてもなんでも抱っこ紐、坂道が多い地域柄でもありきつさは倍増でした。
最終的には、書ける保育園については全て申請書に記載して後はどうにかなるさ!という気持ちで提出をしたのを覚えています。
年明けに結果が届き、第一希望で出したアスク上板橋保育園に入所できるとわかった時は、ホッとして涙が出て安心して脱力してしましました。
保活は、私にとってはとてもきつかったです。
就職活動も氷河期だったので、つらかった思い出がありますが保活は自分ではなく子供の事なのでどうしても落ちるわけにはいかない、
見学に行ったところにしか絶対に預けたくない!という気持ちが強すぎたのが原因だと思っています。
このご時世、どんな事が起こるかわからない。
ましてや言葉がまだ話せない子供を預けると思うと、どうしても私自身が納得し信頼できる保育園に預けたいという気持ちは他のお母さんたちも同様に思う事だと思います。
本当は仕事をしていないのに、仕事をしているように書類を知り合い等に書いてもらって保育園に子供を預けている人もいなくないと聞いていますが、
やはりワーキングマザーの私たちは、保育園に入れないと死活問題になってきてしまいます。
ただ、その反面で子供との時間が作れずに子供にさみしい思いをさせてしまっている事も、現実であると感じています。
板橋区では、毎年新しい保育施設を増やしているので待機児童対策を何とかしようとしてくれているのはわかるのですが、
自分から何歩も踏み出さないと情報が得られないのは少々問題ではないかと思いました。
保育施設を区で把握しているのであれば、保育園の概要や保育目標など一覧的に区のホームページ等の保育園入所のページなどに記載していただけると、
一気に区内の保育園の概要がわかり活用しやすくなるような気がします。
また、小規模保育園や保育ママ、認証保育園の情報が少なく感じました。
確かに認可保育園ほどは最初に必要とする情報ではないのかもしれないのですが、
二次募集の際に急に必要となり何もわからないまま申請になってしまう気がしてなりません。
認証保育園までは難しいのかもしれませんが、小規模保育園の情報はもう少し多くしてほしいと思いました。