鎌倉市の保活は、なかなか熾烈だと聞いていました。神奈川県内でもトップの方だという認識でした。
そんな中、私たち夫婦が保活を始めたのは、子供が8カ月くらいのときで、すでに申請を出すまであと2カ月足らずと時間の迫ったときでした。
最初からかなり出遅れた感があったので、かなりギリギリの時期まで保活を始めず、来年の申請にしようか、と申請を見送ることについてもも夫婦で話し合いを続けていました。
そんなとき、友人が、来年になったらもっと厳しくなって入園できないから、ダメでも来年ポイントもらうためには、今年のうちから申請しないと見込みないよ、と情報をくれました。
知らなかった!慌てて保活の開始です。
まずは情報集めのため、市役所に行って情報をもらい、近くの子供支援センターに通いつめ、詳しい友人に聞き回りました。
近い月齢の子供をもつお母さんのなかには、なぜかすごく情報を持っていて詳しい人がいたので、ひとつひとつアドバイスをもらっていました。
もちろん市役所でも情報はもらえるのですが、事務的な情報が多く、これをすればいいかも?という裏情報は、やはり情報通の人に聞くのが1番でした。
保活の第一歩として、まずは保育園の見学をすることにしました。
でも、保活を始めた時期が遅くて、見学を断られることも多々ありました。
人数制限を設けていたり、決まった日にしか開催しなかったり。アポを取るのがひと苦労でした。
それでも、子供を通わせられる範囲の保育園には片っ端から電話をして、できる限りアポをとり、見学をしました。
見学で話を聞いたり、園内を見てから、こばとナーサリーに子供を入れたいと決めました。
保活に関して、考えたこともない友人からのアドバイスがありました。
嘆願書を書くといいということで、嘆願書も一緒に提出しました。
加点される材料がそれ以上なかったので、嘆願書でなんとかという気持ちでしたね。
申請までこぎつけたものの、ダメだろうと思っていたときに届いた市役所からの通知。
開けてみるとまさかの入所決定でした!人気の高い保育園だと言われていたため、期待はしておらず、本当に驚きでした。
自分自身、保育園に入れたのはなぜか、保活の何が良かった考えてみました。無事に第一希望に入れた要因です。
まず、保育園の見学に行ったことは、最低限クリアしなければならない行動だったと思います。
点数が余裕だからとか、面倒だからとか、理由はいろいろあるとは思いますが、やはり見学には行っておいたほうがいいと思います。
受け入れる側は、見学にきていない人に入所してくださいとは言いたくないんじゃないかと。
一生懸命な姿勢を見せることが肝心だと思います。
嘆願書の効果のほどは、はっきりとは分かりませんが、ギリギリで競っている人がいるのなら、嘆願書があった方がいいですよね、きっと。
市役所申請書を出すときに、嘆願書が大きくプラスになることはない、と言った内容を聞きましたが、逆に言うと、多少はプラスになるかも?という解釈ですよね?
それから、1番入りたいところを第一希望に書いたことです。
とにかく入りたいが先に来て、比較的、倍率の低い保育園の名前を第一希望に書く人も多いと聞きます。
だとすると、ブレずに第一希望にしておくことで、チャンスが回ってくることもあるのかもしれません。
諦めたらそこで終わりですから。
ここに入りたいという強い意志を持って、それにそった申請の仕方をすることが大切な気がします。
そして、何より痛感したのは、早くに保活を始めることは大切だということです。
ギリギリになると、なかなか情報が得られなかったり、見学の機会を逃してしまったりする可能性があるからです。
今回は、ギリギリに始めた保活のせいで、必要以上に慌ただしくなり、苦労の連続でした。
鎌倉市では、子育てに力を入れていきますとのことで、保健師さんを増やしたり、子育て中の人が利用できるサービスが始まったりしています。
でも、実際は、 保健師さんではなく、保育園と保育士さんがもっと増えれば、熾烈な保活は無くなるのではないでしょうか?
保健師さんに相談したい人もたくさんいるんだと思います。
でも、まだそのステージに立てない、保育園に入れない子供たちがまだいるので、すぐに保育園を建設するわけにはいかないとは思いますが、国にお願いしたいなと思いました。
それから、保活を通して、市役所の人とも話をすることが多くあったのですが、事務的な対応を改善してほしいと毎回感じました!
質問攻めにあう職員さんは大変でしょうが、保育園に入れるかどうかは、仕事を持つ親にとっては、明日を左右する大きな問題なのです。
書類上のアドバイスはもちろん必要ですが、もう少し、寄り添ってもらえるとありがたいなと思います。
また、書類の書き方等のしおりがわかりづらく、悩むことも多々ありました。
見やすく分かりやすく改善してもらえると、スムーズな申請ができると思います。