第1子を、横浜市都筑区のグローバルキッズ都筑ふれあいの丘園に通わせていました。
少し昔の話になるのでうろ覚えの部分もありますが、子供を認可保育園に何とか入園させることが出来た当時の話をしたいと思います。
まずは、保活を始めた時期ですが、子供が生後3ヶ月を過ぎた2012年夏ごろから、子供が1歳になった頃に仕事復帰しよう!と考え始めました。
我が家は少し特殊な事情がありまして、当時夫は精神疾患を患っており、アルバイト程度しか働けませんでした。
しかも私は妊娠中に体調を崩して退職、専業主婦(要するに無職)でした。
夫の実家(東京都品川区)の近くの狭いアパートに、夫の実家にも金銭的援助を受けながら暮らしていました。
私は薬剤師の免許を持っていますので子供の預け先さえ確保できればすぐに就職できる!と意気込んでおりました。
早速品川区の保育園事情についてインターネットで調べ始めたところ、「フルタイムでないと入れない」ばかりの口コミ。
確かに、児童館で知り合ったお母さん達も、保育園決まったと言っていた方は皆さんフルタイム勤務の育休中の方ばかり…。
品川区役所にも行きましたが、「求職中ではまず入れない」とのこと。
なので私は近所に住む姑に子供を預かってもらい、「就労実績」を作ってから保育園申し込みをすることを考えつきました。
しかし姑からは良い返事はもらえず…。
そして私は、自分の実家のある横浜市へ引越しをし、自分の親に子供を預かってもらい就労実績を作ることを決心しました。
当時横浜市は確か「待機児童ゼロ」を達成したと発表しており、私はそれに賭けるしかありませんでした。
横浜市への引越しとは言っても、夫のアルバイト先は変えたくなかったので、引越し先を探すのも苦労しました。
夫のアルバイト先と私の実家の中間地点くらいがちょうど横浜市都筑区あたりで、2012年の9月に何とか引っ越すことが出来ました。
引っ越したあとは怒涛のスケジュールです。
まずは就職活動です。
2013年の4月入園の書類の申し込み締め切りが確か11~12月ごろで(これは引っ越す前から調べておきましたがこんなに早いとは思いませんでした。)、
11月には仕事を開始していないといけないことも調査済みでしたので10月中には仕事を決めなくてはいけませんでした。
先ほども書きましたが、幸いなことに薬剤師免許を持っているのと、保育園が決まるまでは親が子供をみてくれることを話したところ、すぐに就職先は見つけることができました。
親が週5預かるのはきついとのことでしたので、週4の1日6時間で復帰しました。
次は近隣の保育園の調査です。これは正直、もう入れればどこでもよいという気持ちでした。
一応通える範囲の認可保育園は数件ですが見学に行きましたが、園が広いかとか園庭が広いかとか先生が良い感じだった、とかその程度で順番は決めました。
また、自由に記入できる欄がありましたので、夫が精神疾患で収入が低いため母親も働くことが必須であること、安定して働きたいため、就学前まで通える認可保育園に入りたいという嘆願は書きました。
ただ、認可園だけでなく、当時は「家庭的保育事業」という名前の、園と直接契約の、2歳クラスまでしかない保育園(現在の小規模保育事業)も念のため見に行きました。
そこで、また運が良かったのですが、2013年4月からの1歳クラスがまだ1人空いていると言われ、「仮予約」をさせてもらえたのがとても精神的安定になりました。
認可保育園が駄目だったら、うちにどうぞ、と言って貰えたのです!これは本当にありがたかったです。
高齢の親にいつまでも子供をみさせるわけにもいかなかったので、11月~3月までの期間限定ということに出来たのは本当に助かりました。
実際に通わせることはありませんでしたが、認可がだめでも全然そこの園でも良い!、と思えるくらい良くしていただいたと思っています。
保活をして分かったことは、とにかく早め早めに自分の通わせたい地域の保育園については調べておくことです。
特に、4月入園の書類の申し込みが前年の11月12月とそんなに早いとはまったく知らず、結果的に間に合いましたが、焦りました。
嘆願はどれだけ有効だったかは分かりませんが、一緒に1歳クラスに入園した子のほかのお母さんたちは皆さんほぼ育休明けのフルタイムに近い方ばかりだったので、
週4の6時間勤務でも入れたのは、もしかしたら効果があったのかもしれません。
国や自治体に改善を希望するとしたら、「求職中」ではまず入れないのはやはりきついと思います。
我が家は親に預けることが出来ましたが、遠方などで出来ない方もたくさんいると思います。
そのような方は預け先がないので子供が幼稚園に入るまで働けないということになります。
やはり共働きでないと生活が苦しい、という家もたくさんあると思いますので…。