私は保育園激戦区、待機児童都内ナンバーワンといわれる世田谷区で保育園内定をもらうことができました。
その保活内容に関して記載させていただきます。
まず、私が保活を始めたのは、子供が産まれて三ヶ月ほど経った頃でした。
それまでは子供の世話で一日中、パソコンを触らない状態でした。
もちろん第一子なので、保育園の制度、申し込み方や問い合わせ先など何もかも手探りの状態で、まずは区役所に情報集めに行きました。
区役所の方は皆さん子供に慣れていて、とても親切にして頂きました。
また、区役所には授乳室があり、そこの部屋を借りながら、何度か訪問した記憶があります。
区役所で、具体的な日程や近隣の保育園の分厚い冊子をもらって、いざ保活スタートです。
まずは、保育園の見学から始めようと思い、保育園を片っ端からリストアップ、その横に自宅からの距離を記載していきました。
その頃は自転車を持っていなく、徒歩での見学になる為、1.5キロ圏内の保育園にマークをしていきました。
保育園の住所をグーグルマップに入れながら一つ一つ調べる作業は地道なものでした。
保育園の概要や広さなどは区のホームページから見ることができます。
そして、各保育園に見学の予約電話をします。
保育園によっては随時、見学を受け入れているところ、週一回に制限しているところ、または月に数回と数少ない開催など様々でした。
これは後からわかったことですが、保育園応募が圧倒的に多い四月入園の願書締め切り月は、
保育園見学もかなり方が希望しており、見学不可、または一ヶ月以上先のスケジュールを提示されることもありましたので注意が必要です。
保活しながら気づいたのですが、私の場合、子供が2月生まれだった為、比較的入れやすいと聞いていた0歳児での入園は絶望的で大変不利だなと感じました。
というのも、四月入園の締め切りは11月ですでに締め切っているので、自動的に認可保育を希望することができないのです。
その点、早生まれの子は保育園は大変不利だなぁと少し悩みの種になりました。
さて、保育園見学の話に戻りますが、当たり前ですが小さい子供を連れての保育園見学は大変でした。
まず、子供をベビーカーに乗せ、必要な荷物を全て持ち、携帯の地図を片手に保育園にたどり着くまでが一苦労です。
保育園見学は基本的に数人の集団なので、皆さんに合わせた行動も必要です。
時間に遅れないように家をでる時点で、はじめの頃はとても苦労しました。
家をでる直前に、ミルクを吐き戻しされたり、いきなりウンチをしたりと…こんな場合は焦って間に合おうとするのではなく、保育園に電話で一報いれるべきですね!
保活の情報収集では、ママ友との情報交換もたくさんしました。
新設の園のうわさや、保育園の評判、保育園見学の感想共有など。
私は幸い、区が企画してくれた新米ママの会に参加した際に、数人のママと仲良くなり連絡先を交換したので、今でも地元情報の強い情報網になっています。
この話を友人にすると、そんな機会は少ないという声が多かったので、区に問い合わせてみると良いと思います。
また、区が運営している児童館や、子供広場で他のママと立ち話をしたりするのもおススメです。
私の場合、最終的に7箇所の保育園の希望を出しました。
願書の必要書類に、勤務証明書というものがあるのですが、こちらの手配は会社に申請しなくてはならず、社長印まで必要な書類なので早々に手配が必要でした。
会社によっては数週間の時間を要します。
実際夫の会社は人事が海外にあり、3週間かかりました。
そして、選考の結果は数ヶ月後。家のポストに一通の封筒が入っていました。
区の保育園入園担当からです。ドキドキして開封すると、「今回はご希望に添うことができませんでした。」の文字です。
全ての保育園に内定することができませんでした。
残念という思いと、やっぱりな、という思いで複雑でしたが早速会社に連絡し、育児休業延長の手続きを行いました。
わたしの保活は、まずは失敗と思っていた矢先です。四月入園を1週間後に控えたある日、携帯電話がなりました。
保育園入園担当からでした。
「ご希望された、京王キッズプラッツ烏山が急遽あきがでて、はいりませんか?」とのことでした。
入園式まで1週間!悩みましたがこのチャンスをありがたく頂き、わたしの保活は無事に終了したのでした。
保活をして分かったことは、保活中のママはみんな同じように悩んでいることです。
子供のためにベストな園、復帰後通える範囲での園、どこまで頑張っていけるか…などなど。
そんな時に話をして情報共有できる方が多いと良いですね!また、スケジュールに関してはスケジュール帳に細かくしっかり書き込むこと。
そして、余裕を持って動くことです。
そして、本当に保育園に入れる必要があれば、数ヶ月でも認可外などの施設を利用することです。
これによって間違いなく加点が得られるので確実に有利な立場にたてます。
この内容が未来の保活ママの役に、少しでもたてますように。