横浜市戸塚区うみのくに保育園に子供をいれています。
私は2年半ほど前にこちらに引っ越してきており、保活を開始した当時長男が1才でした。
引っ越して最初の年は、本当に右も左もわからず、とにかく区役所の家庭支援課に足を何度か運びました。
ひとまず自分の家の近くから駅の近くまでにある保育園を教えてもらい、保育園の資料など一式をもらって帰ってきました。
保育園は区役所が管理しているのですが、10月の受付までに保育園の見学を済ませてくださいとのことだったので、8月に引っ越したばかりでしたが
早速保活を始めることにしました。
保育園は大体速いところは9月から見学会なるものを開催しているので、それをホームページで逐一調べて電話をかけます。
向こうが見学会をしている日程があるので、それに予約をして見学をしました。
やはり保育園によってやり方は様々で、本当にマンションの一角にあるところや、駅近くで何階もあるビルが保育園になっているところもあります。
でも大体の保育園は、どんなに建物が小さくても近所の公園を使って連れてってくれるので安心でした。
対応も横柄で、見ていってください型式のところから、きちんとどんな保育をするか施設を見せながらするところもありました。
私は子供がかんしゃく持ちだったので、とにかく子連れでいくのがとても大変でした。
お昼寝の時間と見学会の時間が被ってしまったり、機嫌が悪かったりすると騒いだりして、これで受け入れてくれるか
心配になったほどです。
見学会にいったから合格不合格ということはありませんと言ってはいますが、毎回保育園に見学に行くと名前を書くので、見学会に出向くことは
大事なことだと思います。
私は当時、在宅で仕事をしていたのですが子供もいるため毎日数時間程度でした。
それでもとにかく加点して欲しかったので、会社に頼んだところ就職証明書を出してくれるとのことでした。
とりあえずこれで何もない専業主婦(求職中)よりはよくなるだろうと思い、10月になって保育園の受付書類をもらいにいきました。
以前東京に住んでいたので、前年東京で保活をしていたのですが、その時もらった書類より断然書類の量が多くてめんどくさいものでした。
加点の仕方が複雑すぎて自分には理解できなかったのですが、それは区役所がやってくれるので、マイナンバーや就職証明書や祖父祖母の情報など必要な情報を
集めてなんとか11月に提出しました。
子育て支援センターの方が、駅前の保育園は競争率がとても高いから出来るだけ避けた方がいいと言われたので、
自分の通える範囲で家の近くの住宅街周辺にある保育園を狙って第1~8まで全てに希望保育園を書きました。
保育園の空き状況がもらえるのですが、0才は空きがあるもののその他で家の近所となると2、3人、もしくは0人というところも少なくありません。
でも8個も書いたのだから、どれか一つくらいは行けるだろうと思ってドキドキしていました。
しかし結果は全滅。一つも引っ掛かりませんでした。
悔しさと愕然とした気持ちの中、区役所に2次選考についてとダメだった理由について聞きにいったのですが、区役所のスタッフの対応が最悪でした。
私の書類を上からチラッと見ると、小馬鹿にした感じでなんできたという態度をとり、「まあ2次選考も無理でしょうね。やるならやってみてもいいですが」と言われました。
他にも全然遠くて通えるわけがない保育園を紹介したら、まず外で仕事をしたらどうですかと言われ、
保育園にはいれないから仕事ができないのに、しかも保育園が足りないのはあなたの=行政のせいなのに、
申し訳なささが少しもないのかと憤りながら帰ることになりました。
結果的に2次選考も全滅。絶望でした。
でもここでポイントなのは、選考に落ちた児童を”保留児童”と呼びます。
”待機児童”とは呼ばないんです。待機児童0とよく選挙で叫んでいますが、保留児童はなぜ待機児童ではないのか本当に謎です。
いつまでも保留になっているなら待っているのだから待機児童でなくてなんだろうと思います。
そんなこともありながら、次年度。
私の前年度の反省点は、とにかく在宅数時間では加点が全然足りないということでした。
また子育て支援センターの方に、前年度戸塚区は横浜市の中でワースト1だったと聞いて、ちょっと納得してしまいました。
私が引っ越してきたのと同じように、近所でさえも新しい家やマンションがどんどん建っていくのをみていたからです。
そこで私は就業実績となる4月から、仕事をさせてもらっている会社に頼んで、フルタイム並に仕事をすることにしました。
とにかく点数を稼がなければ仕方ない。11月に書類を出すのですが直近6ヶ月の実績がいるので、その6ヶ月を重点的にフルタイムで仕事をすることにしました。
出来る限り一時保育に通わせたり、預かってもらえる習い事などを子供にさせてなんと10月まで乗り切り、就業証明書を添付。
去年と空き状況はさほど変わらずでしたが、今回も駅前ではなく駅から離れた保育園を重点的に第一希望から全て希望を書いて提出しました。
それから1月になり、良い結果が出た時は本当に信じられませんでした。
東京にいた時は長男が0才で専業主婦だったのに、認可外保育園に受かったことがありましたが
横浜市は本当に競争率が高いと思い知りました。
でもやはり作戦を立てて自分でフルタイムで働いたことが、効果が出たんだと思います。
行政にはもっと書類を簡単にわかりやすくして欲しいと思います。本当に複雑で、はいらせたくないからたくさんの書類や情報を調べさせる手間を
つけているのかなと思うくらいです。あとは落ちた人はたくさんいるでしょうが、せめて同情くらいして欲しいと思いました。
本当に晴れて今年度から保育園に入れることになり、胸をなで下ろしました。