比較的入れる可能性が高い保育園を見極める方法として、以下のポイントが重要になります。
保活激戦区では毎年4月の新年度からのタイミングで新しくオープンする保育施設の数が増えています。
新設される施設(新設施設、新設園)では募集人数(空き枠)が多いことから必然的に入れる可能性は高くなるので、
チェックして通えそうな園があれば積極的に候補に入れましょう。
新設施設の情報は一次利用申請の時点では、まだ建物自体が未完成のことが多く、各自治体の公式サイトの
通常の保育園一覧も含めて、園の情報について紹介したサイトが存在しない場合がほとんどです。
情報の入手が困難ですが、保育所の利用案内とセットになった資料中に記載されている場合が多く、
各自治体の公式サイトの新設施設だけをピックアップした新規開所施設一覧で情報公開されていることもあります。
以下は、東京都世田谷区と横浜市港北区の例です。
東京都世田谷区 保育施設の新規開設等のお知らせ
神奈川県横浜市港北区 令和2年4月新規開所施設一覧
新設施設以外に、募集人数が多い施設は比較的に入れる可能性は高くなるので、
チェックして通えそうな園があれば積極的に候補に入れましょう。
各自治体の保育園毎の募集人数は、新規利用見込数、入園可能数、受入可能数
などの名称で公開され、定期的に更新されています。
東京都世田谷区 令和2年4月(一次)入園可能数
神奈川県横浜市港北区 令和2年度 保育所等 新規利用見込数
神奈川県川崎市 保育所等の受入可能数
入所待ち人数が少ない施設とは言い換えると人気が高くない園です。
交通の便が悪かったり、設備が充実してなかったり、評判が悪かったりと、人気が高くない理由があるかと思いますが、
競合が少ない分ボーダーラインが低くなり、募集人数の枠に多少でも空きがあれば入れる可能性は高くなります。
より好みして全て落選してしまっては意味がないので、チェックして通えそうな園があれば積極的に候補に入れましょう。
下記のような各自治体で公表されている入所待ち人数のデータがおおよその目安にになりますが、
この類のデータを公開していない自治体が多いようです。
神奈川県横浜市 保育所等の入所状況 入所待ち人数
神奈川県川崎市 認可保育所等の受入可能数及び利用調整結果
※「区別利用調整結果」資料の申請数と内定数の差が入所待ち人数になります。
保活の手段として引っ越しまで視野に入れることが可能なら、
通勤可能な範囲で比較的保育園に入りやすい市区町村を検討してみましょう。
待機児童ワーストランキング(マイナビニュース)
東京23区で0歳児が保育園に入りにくい駅(住まいサーフィン)
東京都の待機児童数
横浜市の待機児童数
横浜市の保留児童数(入所待ち人数)
川崎市の待機児童数
川崎市の保留児童数(入所待ち人数)